動物たちも人間の戦争にかりだされた
馬、犬、鳩なども人間の戦争の犠牲になりました。

シェパード犬は、戦場で人間兵士とともに戦う「軍用犬」して訓練を受
け出征して「戦場」へ行きました。

1.夜間に敵をみつける。
2.機雷を見つける。
3.敵に襲いかかる。
4.機関銃の弾を運ぶ・・・など
人間にできないことをして働きました。
多くの犬たちが、傷つき死んでいきました。

また、軍用犬でない犬も供出させられ、殺されて兵士の防寒服、
飛行帽になったのです。

犬たげでなく、猫、うさぎなども、平時とはちがって、数多く殺されま
した。
馬ほど、昔から人間の戦さと運命をともにした動物も少ないと思いま
す。
この第二次世界大戦でも、陸路の移動や戦闘には、馬が大きな役目
を果たし、傷つき、死んでいきました。
傷ついた馬は、その場に捨て去られるか、動けなくなった馬は、
殺されました。
戦争が終わっても、帰ってきた馬は、マレでした。
軍歌の中にも、馬を歌った曲が多くつくられましたが、小さい時から、
人間の戦争に向くように育てられ、人間を信頼し、戦争で命を落としま
した。
「軍馬、軍犬、軍鳩よやすらかに眠れ」と刻んだ碑が見受けられます。
最近、スピルバーグ監督の「戦火の馬」が映画になり、第1次世界
大戦の戦いでイギリス軍に召集された馬が、戦火の中を命からがら
健気に生きのこって傷つきながらも、戦後まで生きのびる結末でした。
子どもたちにも、馬や犬、鳩などの運命こついて極力話するように
しています。
人間も動物も笑ってくらせる平和な世界がつづくことを願って
やみません。

せんそうでは、にんげんばかりでなく なんのつみもないどうぶつたちも、
にんげんのせんそうのぎせいになりました。
「ライオンがいなくなったどうぶつえん」をべんきょうして、2年生の子どもたちは、
そのことを知りました。ほかにも・・・
「かわいそうなぞう」や「そしてトンキーもしんだ」などのお話などを知っています。
このページは、2年生の子どもたちがつづったきちょうなかんそうです。
松原市恵我小学校2年生の感想から
竹村先生へ
 わたしは「いのち」って大切だなぁ。と前より思いました。
せんそうって、人の「こころ」をうばう、「いのち」までも、うばってしまうものだと知りました。
 もう二どと、日本でせんそうをしてほしくないです。
                          (H・R子)
竹村けん一先生
 先生のお話をきいてかなしかったです。
 何年もせんそうをつづけて、人たちがしんでいって、
どうぶつたちもしんでいくのはかなしいと思いました。
ぞうはなんにもたべずにしんだし、ライオンはどくいりの
にくをくわせてかわいそうです。        
(K・Daisuke)
 今日は、いろんなお話をありがとうございました。
 ぼくは、むかしのせんそうのことで、なんのかんけいもないどうぶつがころされたということが、ほんまのこととわかりました。
 ぜんぶの話がよくわかりました。
 またいろんなお話をしてください。     
(M・Taichi)
 きょう、せんそうのお話をしてくれてありがとうございました。 
そのころは、わたしはうまれてなかったから、せんそうはそんなにこわいと思っていなかったけれど、え本とかテレビとか、このお話をきいて、とてもこわいことがわかりました。
 おかあさんとかおとうさんとか、いもうとをなくすことは、とてもつらいことです。         (H・Nami)
 今日はお話してくださってありがとうございました。 
わたしは、せんそうがどんなにこわいかを知りました。 
 水がなくてたべものもないんですね。 バクダンがふってきて家がなくなっているんですね。 
 わたしは、せんそうのことをたくさん知りました。 
ありがとうございます。               (T・Koto)

 せんそうはおそろしいと、すごく思いました。そんな中、
竹村先生は、せんそうの中を生きてきたことにすごいなと思いました。
 わたしは、どんなにつらいかとわかりました。
 こんなへいわなよの中、このままつづくといいですね。                     (N・Sarara)
 わたしのひいおじいちゃんも、せんそうにいって足に
てっぽうをうたれたので、「やくにたてへん。」と言われ
て家に帰ってきたそうです。せんそうであんなに人がしぬのに「なんでするのかなぁ」と思いました。もうこれからはせんそうはぜったいにしてほしくないということが話をきいていたら、わかってきました。わたしは、せんそうをしてたころのことはわからないけど、そうぞうはできます。せんそうは、これからもぜったいにしてほしくないです。人のいのちをなくすことは、ぜったいにしたくないです。竹村さんの話をきいてよくせんそうのことがわかりました。わたしは「せんそう」ということばは一ばんきらいです。   (F・Sae)
 今日は、いろいろなお話をしていただいてありがとうございました。
 わたしは、せんそうがなぜはじまったのかはしりません。
 なぜはじまったの?

 わたしはすききらいがおおいです。でもお話をしていただいてすききらいがなくなったきがします。
 ごはんが食べられないんてかわいそうですね。
 竹村先生はくつみがきとかしたんですか?
 いまみたいにへいわなくらしじゃないというのがすごくかわいそうです。しんじられません。
 これからもいっぱいのこさず食べます。 (T・Ryou)
 二年生の時、せんそうがあったことの話を聞いてこわかった。
 どうしてかは、ぼくが生きている時、せんそうがおきたことをぞうぞうしただけでこわいからです。
                    (K・Sinzi)
 わたしは「げんばくどーむ」に、まえいきました。ぐちゃ
ぐちゃのいえみたいなやつをげんばくどーむでみたこと
もあります。
 きょうでせんそうのことが、まえよりもっともっとべんき
ょうができました。
わたしのおばあちゃんも、3さいぐらいのときにせんそうにあったそうです。      (Y・Aika)
 先生、今日はありがとうございました。
 人の大切さ、食べものの大切さがわかりました。
 自分の今の日本とかんがえたら、 とてもくるしいと思います。テレビを見ただけでもぞくぞくしてきました。
 今日のお話はとてもべんきょうになりました。また、お話を聞かせてください。  (N・Ayaka)

今日は、お話を聞かせてくださってありがとうございました。 ぼくは、せんそうの話を聞いて、ごはんがたべられないなんていやだなと思いました。
 ぼくは、ぜいたくなのかなと思いました。
(Y・Rintaro)
 せんそうをやっているさいちゅうも、せんそうがおわった後も、食べものがないなんてたいへんな生活だったと
思います。でも、先生は生きのこれてすごいと思います。「リトルボーイ」というげんばくは、どんなものか気に
なります。
またいつかおしえてください。   (H・Miku)
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